医療法人 幸加会 スギモト歯科医院監修 京都噛み合わせ機能創造サイトでは、
「咬合（噛み合わせ）」をすべての歯科診療の基本と捉え、「今ある歯を残し、一生の自分の歯でいられるようにする。」という
根本からの口腔内環境改善をサポートしています。当院の矯正治療についてご紹介します。
当院の矯正治療に対する考え方
「噛む」という動作は、顎関節、筋肉、歯によって成り立っており、ほぼすべての歯科疾患は、このどれかに関連したもの。つまり、噛み合わせが悪い（不正咬合）ということは、これらのどれかに問題を抱えていることを示しており、同時に歯科疾患のリスクが大幅に高まることを意味します。
そのため当院では、あらゆる歯科診療において、「噛み合わせ」をもっとも重視しています。矯正治療は、歯列の見た目改善という意義もありますが、それ以上に噛み合わせを整え、歯科疾患の根本的な改善と予防をしていくために非常に大切な治療なのです。
当院では、CT、パノラマレントゲンを用いた専門的な画像診断で、精密な矯正治療が可能です。口腔内に異変を感じている方や噛み合わせに不安がある方は、当院までご相談ください。まずは、一人ひとり異なる「理想的な噛み合わせ」を知ることから始めましょう。
矯正治療メニュー
予防矯正（お子様の矯正治療）
当院では小児矯正を重要視しており、歯並びの乱れで歯が内側にあると舌の収まりが悪くなります。そうなるということは口腔内容積が狭くなり、最終的に気道が狭くなって呼吸がしづらくなることも考えられます。
そのような子どもは無意識に上を向き、気道を確保しようとしますので、内側の歯を外側に広げてあげることも必要です。これは永久歯になると難しくなるので、乳歯ならではのメリットのある方法です。
不正咬合は乳歯の段階で起きることが珍しくなく、3歳児検診ではすでに約4～5％の幼児が該当すると言われています。乳歯は永久歯の先導役とも言える歯。
乳歯の不正咬合は、永久歯の生え方にも影響を与えるため、子どもが快適に生活していくために早期の治療が望まれます。
予防矯正は、「咬合育成」「咬合誘導」とも呼ばれる、お子様の乳歯が永久歯に生え替わる発育の過程で歯列を矯正していく治療法。お子様は歯や顎が成長段階にあるため比較的動かしやすい状態にあり、成長力を活かしながら矯正していくことができます。
そのため、身体的負担を少なくでき、かつ効率的に理想的な歯並びに整えること可能です。
床矯正
主にお子様に用いられる治療法で、顎が小さいために歯並びが適切でないケースに用いられます。入れ歯のような取り外し式の装置を用いて、顎を正しい位置・適切な大きさに広げることで歯並びを整えます。
舌側矯正治療
（裏側矯正治療・マルチリンガルブラケット）
「ブラケット」と呼ばれる矯正装置と金属のワイヤーを、歯の裏側（舌側）に付けて行う矯正治療法です。裏側から歯を押し出すようにして歯並びを整えます。
正面からはほとんど矯正を行っていることが分からないため、見た目を気にされる方や、営業職や接客業などに従事されている方に適した治療法です。
インビザライン
透明のマウスピース（アライナー）を用いた矯正装置。取り外しができないことや金属を用いていることで、不快感が出やすかったブラケットとワイヤーに代わる矯正治療法として注目を集めています。
透明なため、装着しても見た目がほとんど変わらないこと、取り外し可能で食事やお手入れが楽なことが特徴です。
プレート治療
患者様一人ひとり型取りをさせてもらって作製する『ナイトガード』というマウスピース状のプレートを上の歯に装着し、顎を理想的な位置へ整えていく治療法です。
顎の位置を矯正することで左右の顎の筋肉のバランスを整え、顎関節症の症状を改善していきます。また、こちらは保険でお作りいただけます。
